認知症を正しくまなぶ! 「知る」「予防する」ための記事8選

認知症を正しくまなぶ! 「知る」「予防する」ための記事8選

「身近な人が認知症と診断された」「自分もいずれ発症するのかな」…など、漠然とした不安を感じやすい認知症。発症の原因やしくみ、予防方法をまなぶことは、認知症と正しく向き合うきっかけになるはずです。今回は、一般社団法人日本認知症予防協会の代表理事・佐々木誠さんのご執筆による記事8つを紹介。難解なイメージだった認知症への理解が、グっと深まるはずです。

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【目次】
■認知症を「知る」
予防のカギは「生活習慣」にあり?認知症を知ろう【日本認知症予防協会監修】
「アミロイドβ」は本当に悪役?解明されてきた認知症の原因【日本認知症予防協会監修】
記憶・感情・視覚…脳機能と認知症の症状の関係性【日本認知症予防協会監修】
認知症の症状には「中核症状」と「行動・心理症状」がある【日本認知症予防協会監修】

■認知症を「予防する」
楽しいことを無理なく続ける!認知症予防~あたまの運動編~【日本認知症予防協会監修】
手指を使って効率的に脳を刺激!認知症予防~運動編~【日本認知症予防協会監修】
“錆びない”身体を作ろう!認知症予防~食生活編~【日本認知症予防協会監修】
すべての予防は質の良い眠りから!認知症予防~睡眠編~【日本認知症予防協会監修】

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認知症を「知る」

長年解明が難しい病気とされてきた認知症。近年では様々な研究が進み、あらたな報告・発見も増えているそうです。まずは4つの記事で、認知症への基礎的な理解を深めましょう。

予防のカギは「生活習慣」にあり?認知症を知ろう【日本認知症予防協会監修】

「認知症はよく分からなくて怖い…」。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。ところが最近での研究では、「認知症を発症する前の段階」であれば、認知機能の維持・回復ができる可能性があることが報告されています。予防のカギを握る「日々の生活習慣」に目を向けて、認知症を“正しく”怖れることから始めてみましょう。

この記事で分かること
✓認知症の手前の状態「軽度認知障害(MCI)」とは
✓認知症と生活習慣病の関係性

クリックすると「予防のカギは「生活習慣」にあり?認知症を知ろう」の記事にリンク

「アミロイドβ」は本当に悪役?解明されてきた認知症の原因【日本認知症予防協会監修】


認知症発症の最大要因とされてきた異常タンパク質「アミロイドβ」。近年の研究では、直接の原因はアミロイドβの蓄積につながる「生活習慣の乱れ」にあると報告されています。脳に悪影響を及ぼす3つの「脅威」から身を守るために、今できることを学んでおきましょう。

この記事で分かること
✓脳内で生成される異常タンパク質「アミロイドβ」とは
✓「アミロイドβ」が蓄積する3つの要因

クリックすると「アミロイドβ」は本当に悪役?解明されてきた認知症の原因」に記事にリンク

記憶・感情・視覚…脳機能と認知症の症状の関係性【日本認知症予防協会監修】


「これってもしかして、認知症…?」ご家族やご自身に気になる症状が現れたとき、脳のどこに異常があるかが分かれば、早期発見の助けになるかもしれません。この記事では、脳の5つの処理分野と、関連する症状について解説しています。

この記事で分かること
✓脳の各5つの部位と担当する役割
✓ 「4大認知症」とそれぞれの症状

クリックすると「記憶・感情・視覚…脳機能と認知症の症状の関係性」の記事にリンク

認知症の症状には「中核症状」と「行動・心理症状」がある【日本認知症予防協会監修】


認知症の方に見られる様々な症状。これらは一つひとつが独立した行動ではなく、ひとつの大きな症状から副次的に発症するとされています。この記事では、多くの方が抱える「中核症状」、その人の性格や環境によって生まれる「行動・心理症状」について解説しています。これを読めば、認知症の方への対応法を導きだすヒントになるはずです。

この記事で分かること
✓ 認知症の症状「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」について
✓ 認知症のご家族を対応する際のポイント

クリックすると「認知症の症状には「中核症状」と「行動・心理症状」がある」の記事にリンク

認知症を「予防する」

認知症の発症のリスクを下げるための方法を、「あたまの運動」「運動」「食生活」「睡眠」の4つのテーマに沿ってご紹介します。思い立ったが吉日!これなら始められるというものを見つけて、日々の生活に取り入れてみてくださいね。

楽しいことを無理なく続ける!認知症予防~あたまの運動編~【日本認知症予防協会監修】

認知症に効果的とされている方法でも、やる本人が苦手意識を感じる場合は逆効果になることがあります。認知症予防のためのエクササイズは、「楽しい」と思えるものを選ぶことが大切!気軽に試せる「脳トレクイズ」や認知機能に合わせた予防策から、ご自身やご家族に合う方法を見つけてみましょう。

この記事で分かること
✓ 認知症予防におすすめ「脳トレクイズ」
✓ 低下しやすい認知機能を鍛えるための実践法

クリックすると「楽しいことを無理なく続ける!認知症予防~あたまの運動編~」の記事にリンク

手指を使って効率的に脳を刺激!認知症予防~運動編~【日本認知症予防協会監修】


身体にも脳にもいい効果を与えてくれる運動。でも、これまで運動習慣のなかった人がいきなり始めるには、なかなかハードルが高いものです。気軽かつ効率的な運動としておすすめなのが「手指を使ったエクササイズ」。無理のない範囲で習慣化することが、将来の要介護を防ぐきっかけにもなります。

この記事で分かること
✓ 運動が脳の健康につながる3つの理由
✓ 効率的に脳を刺激する「手指エクササイズ」

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“錆びない”身体を作ろう!認知症予防~食生活編~【日本認知症予防協会監修】


認知症のリスクを下げるためには、身体を酸化させない、つまり「錆びさせないこと」が大切。ただ、効果的とされる食品の種類や効能すべてを覚えるのは至難の業です。この記事では、「抗酸化作用の高い食品」を見極めるポイントをクイズ形式で紹介。今日から役立つ食品選びのヒントが満載です。

この記事で分かること
✓ 食事量が「多すぎる」「少なすぎる」ことによるリスク
✓ 抗酸化作用の高い食品を選ぶポイント

クリックすると「“錆びない”身体を作ろう!認知症予防~食生活編~」の記事にリンク

すべての予防は質の良い眠りから!認知症予防~睡眠編~【日本認知症予防協会監修】


脳に休息を与え、健康的な状態にリセットする睡眠。実は、食生活や運動など、ほかの認知症予防法の効果を高めるはたらきもあります。予防の土台ともいえる睡眠の質をあげるための「4つの工夫」を紹介します。

この記事で分かること
✓ 睡眠が脳にもたらす3つの役割
✓ 「寝ている間」ではなく、「起きている間」が勝負!睡眠の質を高める、4つの工夫

クリックすると「すべての予防は質の良い眠りから!認知症予防~睡眠編~」の記事にリンク

おわりに

今回は、一般社団法人日本認知症予防協会の代表理事・佐々木誠さんのご執筆による記事8つを紹介しました。これらの記事が、認知症への理解を深めるきっかけになれば幸いです。介護にプラスLive+Doの「考える認知症ケア」では、認知症専門医のインタビューやご家族の体験談など、認知症に関する様々な情報をお届けしています。ぜひご覧ください。

⇒「考える認知症ケア」へ