「おむつを使っているけれど、朝起きらたいつもおむつから尿がモレている」、「おむつを使っていて肌がかぶれしまった」、「おむつの種類がたくさんあってどのおむつを選んでいいかわからない」など、おむつに関するお困りは色々ありますよね。そこで今回は、おむつに関するお悩み解決のヒントが詰まっている『おむつ検定®』をご紹介します。
『おむつ検定®』とは?
『おむつ検定®』は、株式会社はいせつ総合研究所「排泄用具の情報館むつき庵」が実施する検定です。
株式会社はいせつ総合研究所は、幅広い視点で排泄ケアを捉え、排泄にトラブルを抱える方や排泄ケアに関わる方々に適切な情報を提供するために設立され、京都市上京区に「排泄用具の情報館むつき庵」を開設しています。
「排泄用具の情報館むつき庵」は、約400種類の紙・布おむつやポータブルトイレ等の排泄用具を展示したり、おむつフィッター研修をはじめとする各種研修会を実施したりしています。
株式会社はいせつ総合研究所「排泄用具の情報館むつき庵」について詳しくはコチラ → http://mutsukian.com/
『おむつ検定®』を実施する むつき庵の想い
おむつは便利な道具です。うまく使えば、生活に安心をもたらすことができます。けれども、間違った使い方をすることによって介護される方の身体の動きを妨げたり、心を傷つけたりすることもあります。
排泄用具の情報館「むつき庵」では、排泄ケアの相談を受ける中で、間違ったおむつの選択や使用が多くの問題を引き起こしていることを実感していました。例えば、「おむつを何重にも当てられていて、寝返りがしにくい、座りにくい」「仙骨に褥そう(床ずれ)ができた」、これらはずさんなおむつ使用がもたらす結果であることが少なくありません。また、その問題が適切な方法を知ることで改善されることもわかっていました。
そこで、「おむつについてこれだけは知っていてほしい」という選び方や使い方についての基礎知識を広めるために『おむつ検定®』という誰でも学習、受講できる検定を始めました。
『おむつ検定®』は介護、看護に従事する方はもとより、ドラッグストアやショップでおむつ類を販売する方、ご自身・ご家族様の為など様々な方々の知識として、また実践としても役に立つものです。
超高齢社会の現在、おむつを必要とする人は年々増加しています。その方々の暮らしのためにも、またご自身のためにも『おむつ検定®』は意義あるものです。
株式会社はいせつ総合研究所 排泄用具の情報館むつき庵
どんな人が『おむつ検定®』を受検しているの?
『おむつ検定®』は、介護福祉士や看護師の資格を持つ方が多く受検しています。そのほかには、介護ショップでおむつ類を販売される福祉用具専門相談員さんがお客様のお問い合わせに適切に応えられる知識を身につけるために、ご家族の介護でおむつからのモレに困っている方や福祉系大学や専門学校の学生さんがおむつに関する正しい知識を得るために受検しています。
『おむつ検定®』を受検するには?
排泄用具の情報館「むつき庵」では、おむつ検定を受検できるように、検定実施の機会を随時設けています。
1.おむつ検定の実施スケジュールを確認して申し込む
京都のむつき庵で行われるおむつフィッター研修開催日に検定が実施されます。日程を確認し、むつき庵のホームページから申し込みます。
おむつ検定の日程はコチラ → http://mutsukian.com/examine/omutsu_ex_date/
2.テキストを入手し、独学で学習し検定を受ける。
下記のURLから『おむつ検定®』テキストを入手します。
テキストの入手方法はコチラ → http://mutsukian.com/examine/text/
『おむつ検定®』の問題はテキストの内容から出題されます。テキストの内容は下記の全11章で構成されています。
画像の出典元:株式会社はいせつ総合研究所
- 第1章「おむつ検定®」とは
- 第2章 おむつを使うのはどのような場合か。その役割について
- 第3章 「おむつ」という言葉について
- 第4章 おむつの使用がもたらす問題点~皮膚トラブルや動作について~
- 第5章 おむつの構造とそれぞれの役割
- 第6章 さまざまな排泄アウターとその特徴・適用
- 第7章 さまざまな排泄インナーとその特徴・適用
- 第8章 組み合わせの原則と吸収量について
- 第9章 おむつからの漏れについて
- 第10章 紙おむつのパッケージの読み方
- 第11章 おむつを必要とする人に身をおいてみること
むつき庵の浜田きよ子所長を中心に、おむつフィッター1級の方々が執筆をされています。受検されない方でも、このテキストを読むだけで、おむつについての大切な知識を得ることができます。
いつでもどこでも受けられる『e-おむつ検定(TM)』がスタート!
今までの検定の実施方法では、「検定の開催地域が一部の地域に限られていて、会場が遠方のため、受検を断念した」、「仕事の休日と開催日時が合わずに受検できなかった」、「テキストを入手して独りで学ぼうと思うけれど、なかなか学習が進まない」などのお困りのお声がありました。
そのようなお困りごとを解消するためにインターネット受検の『e-おむつ検定(TM)』が誕生しました。
検定内容:おむつの選択や使用に関する基礎知識
出題方式:四肢択一形式・全25問(試験時間:60分)
合格基準:正答数が25問中20問以上
『e-おむつ検定(TM)』なら全国どこでも、24時間いつでもご自身のパソコンやスマートフォンから『おむつ検定®』を受けられます。インターネットでテキストをダウンロードし、講習動画(約35分間)を視聴後に受検します。
講習動画では、排泄用具の情報館「むつき庵」所長の浜田きよ子さんと副所長の熊井利將さんが、テキスト第1章から第11章の要点を解説してくれるので、テキストを独りで読んで学習するよりも効率よくテキストの内容が学習できます。
この講習動画は、何度でも見返すことができるので、検定合格後の学び直しにも活用できます。いつでも、どこでも、何度でも、講義動画が見られることは、『e-おむつ検定(TM)』だけのメリットです。
「e-おむつ検定(TM)」はこちらのバナーから申し込めます。
まとめ
『おむつ検定®』では、「おむつについてこれだけは知っていてほしい」という選び方や使い方についての基礎知識が学べます。介護、看護にかかわる方はもちろんのこと、ドラッグストアなどでおむつ類を販売する方、また使用する自分のためなど、いろいろな方々の知識として役立ちます。『e-おむつ検定(TM)』なら全国どこでも、24時間いつでもご自身のパソコンやスマートフォンから『おむつ検定®』を受けられます。受験しやすい方法を選択して、『おむつ検定®』にぜひチャレンジしてみてくださいね。
(『おむつ検定®』は、株式会社はいせつ総合研究所・株式会社リブドゥコーポレーションの登録商標です。)