「ちょっと気になる」に寄り添う、尿モレ対策講座を開催しました

2026年3月に「尿モレ対策トレーニングと軽失禁パッド」をテーマにした講座を開催しました。

軽い尿モレは、咳やくしゃみ、重い物を持ったときなど、日常のちょっとした場面で起こりやすい身近な悩みです。それでも、「年齢のせいだから仕方ない」「まだ相談するほどではない」と、そのまま我慢してしまう方も少なくありません。今回は、そんな“人に言いにくいけれど気になっている不安”に、正しい知識と実践的な対策で寄り添うことを目的に開催しました。

我慢しがちな「軽い尿モレ」

講座の前半では、尿モレが起こる仕組みについて解説。骨盤底筋の筋力低下や加齢、出産経験、ホルモンバランスの変化など、原因を知ることで「自分だけの問題ではない」と安心された方も多かったようです。


また、尿モレには腹圧性や切迫性などいくつかのタイプがあり、自分の状態を知ることが、適切な対策や製品選びにつながることもお伝えしました。

 

骨盤底筋トレーニングで尿モレを予防・改善

後半は、立った姿勢で今日から無理なく続けられる骨盤底筋トレーニングも実践。呼吸に合わせて「締めて・ゆるめる」動きを行うことで、排泄に関わる筋肉を効果的に鍛えられます。


3週間ほど続けると少しずつ効果が実感できます。継続のコツとして、洗面所で歯を磨く時間や信号の待ち時間など、すきま時間をうまくつかっていただくことをお伝えしました。

 

軽失禁パッドの吸収力を実験でチェック

最後に、参加者の関心も高かった軽失禁パッドの吸水実験を実施。軽失禁パッドに人工尿を滴下し、吸収の様子を再現したあと、表面を手で触っていただきました。「こんなに薄いのに80cc吸収もするの!」「表面を触ってもぬれていなくて大丈夫」「しっかり吸収して裏にも出ないんですね」といった声が聞かれました。

▽吸水実験の様子はこちら(動画)

生理用ナプキンとの違い|尿モレ対策には専用品を

見た目が似ているため代用されがちな生理用ナプキンですが、尿は経血と性質が異なり、十分に吸収・保持できない場合があることもお話しました。一方、尿ケア専用品である軽失禁パッドは、吸収スピードが早く、表面がさらっと保たれることと尿特有のにおいへの配慮があることを安心感につながるポイントとして紹介しました。

尿モレ対策で毎日を安心・快適に

尿モレ対策は、特別なことではなく、毎日を安心して過ごすための前向きな選択肢のひとつです。正しい知識と自分に合ったケア用品を知ることで、外出や人との交流も、もっと気軽に楽しめるようになります。今回の講座が、参加者の皆さまにとって、その一歩となれば幸いです。

おすすめ記事
【医師監修】排泄の基礎知識(排尿編④):トラブル予防の体操・訓練 [骨盤底筋体操と膀胱訓練]