『居宅介護と医療の複合型サービスの現場を見学してわかったこと』

「看護小規模多機能型居宅介護」のこと シリーズ②

前回は、複合型サービス「看護小規模多機能型居宅介護」の制度化の背景などについてご紹介しました。
それでは具体的に、事業所はどのような雰囲気で、どのようなサービスが受けられるのでしょうか?
実際の事業所に見学依頼を申し出たところ、 快くお受けいただきましたので、今回は、宮城県仙台市にある看護小規模多機能型居宅介護事業所を紹介します。

居宅介護と医療の複合型サービスをご存知ですか?シリーズ①
居宅介護と医療の複合型サービスの現場を見学してわかったことシリーズ②
居宅介護と医療の複合型サービスの魅力についてスタッフさんに聞いてみた!シリーズ③

看護小規模多機能型居宅介護リエンズ(宮城県仙台市太白区)

仙台駅から電車で約11分、最寄り駅の南仙台駅に到着。駅から歩いて10分程度の距離にあるのが今回見学させていただく、看護小規模多機能型居宅介護リエンズ(宮城県仙台市太白区)です。

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こちらの事業所は、昨年10月にオープンしたそうです。中に入ると、廊下が広くて明るく開放的で、利用者がリラックスできる落ち着いた雰囲気が印象的でした。

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各スタッフの方々は同じフロアで机を並べて座っておられ、見学させていただいたときは、依頼を受けているサービス内容について情報交換をされているご様子でした。

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スタッフの方にお話しをお伺いすると、「可能な限りご自身でおいしく食事をしていただきたい」との方針から、口腔ケアサービスにも注力されているそうです。

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どんな設備があるのかお尋ねしてみると、実にさまざまな設備があるなかで、たとえば特浴設備もあり、マヒや寝たきり症状の利用者の入浴にも対応できるようになっているとのことでした。

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有料老人ホームも併設し、要介護者以外の方々へのサービスも充実

リエンズさんは近隣の高齢者のお困り事を解決したく、子供が独立して遠方で生活しているために、日常生活に不安があるが頼ることができない方々に向けて、「住宅型有料老人ホームリエンズ西中田」を併設され、要介護者以外の方々へのサービスも意識されています。

「看護小規模多機能型居宅介護」事業所との併設であるため、今後、要介護状態なって困った時にも24時間いつでも対応していただけるとのことです。
有料老人ホームも見学させていただいたのですが、利用者が安心して気持ちよく日々過ごせるように、いろいろな工夫を凝らしていらっしゃいました。
例えば、日々利用する階段は、段差が一目でわかるように色分けされています。

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ドアは、体位移動が少なくても開閉しやすい引き戸を採用し、身体バランスの低下や排泄姿勢に対する不安を軽減する「介助バー付トイレ」が複数同フロアに設置されていました。

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まとめ

見学させていただいたことで、実際の「看護小規模多機能型居宅介護」の事業所の明るい雰囲気やスタッフ様たちの連携の様子、さまざまな設備や工夫など、具体的な施設の魅力を知ることができました。
今回訪れたリエンズさんで、スタッフ様にインタビューして、お話をお伺いさせていただきましたので、その内容は次回お伝えします。

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