介護のためのおむつのヒント

大人用紙おむつ、どうやって捨てていますか? ニオイ問題をラクに解決する防臭袋のススメ

介護生活において避けては通れない大人用紙おむつの処理ですが、特に気になるのはその「ニオイ」について。自宅では使用済み大人用紙おむつを2~3日保管しなければならなかったり、外出先では荷物へのニオイ移りや周囲の目が気になったりと、日々悩みの絶えない方が多いと思います。また、そんな介護者の気持ちを汲み取ったことで被介護者の方がうまく排泄行為できなくなるといった場合もあります。介護をする人、介護を受ける人それぞれの気持ちに負担がかかるニオイ問題。そんなお悩みを驚くほどラクにしてくれる画期的なグッズを紹介します。

どうしてニオイを感じるのか?

そもそも、なぜ排泄処理の際にニオイが気になるのでしょうか。その理由を知るには、人がニオイを「ニオイ」と感じ取る仕組みがカギとなっています。
まず、ニオイの元となるニオイ成分が体の外から鼻腔内に入ってきます。このニオイ成分が刺激となり、嗅細胞が電気信号を発生します。その信号が脳に到達することでニオイの感覚が生じます。

人が「ニオイ」として感知するのに最小限必要なニオイ成分の濃度を「嗅覚閾値(いきち)」といい、嗅覚閾値が低いほどニオイとして感知しやすく、逆に高いとニオイとして感知しづらくなります。便のニオイ成分であるスカトールは閾値がとても低く、尿のニオイ成分であるアンモニアの数十万分の1とされています。

また、スカトールは体内のタンパク質と結合して細胞を傷つける作用があるので、「イヤなニオイ」として敏感に感じとってしまいます。介護の現場では、毎日の大人用紙おむつのニオイで、心も体も疲れてしまうことってありますよね。それは、そんなニオイのメカニズムがあるからなのです。

本当に臭わない!大人用紙おむつのための防臭袋

では、なぜきちんと処理したはずの大人用紙おむつからニオイが発生するのか。その原因は、ニオイ成分がビニール袋から“すり抜けて”しまうから。通常のビニール袋の場合、しっかり密封していても時間が経つとニオイ成分が袋をすり抜けて外に出てしまいます。その結果、漏れ出したニオイ成分が嗅覚閾値に達し、人が感知することで「クサイ」と感じてしまうのです。消臭機能のある袋も販売されていますが、袋に含まれる消臭剤の量は消臭スプレーのひと吹き分(約1g)よりも少ない数百㎎程度であるため、時間の経過とともに効き目が薄れ、ニオイ成分を外へ逃してしまいます。

そんな対処の難しいニオイの問題を解決してくれるのが、「おむつが臭わない袋」です。今ではネットショップや薬局などで購入可能な一般家庭用向けのグッズですが、元々は医療の現場で便を収容することを目的に開発されていたもの。実際に使用した人の感想は、「薄い袋なのにまったく臭わない」「数日車内に置いていてもニオイの漏れを感じなかった」…などなど、機能の高さに驚く声が。見た目も使い方も、通常のビニール袋と変わりないこの袋。実はおもしろいヒミツが隠されているのです。

そのヒミツは、ニオイ成分が漏れてくるスピードを“ゆっくりさせる”設計になっていること。先程通常のビニール袋から発生するニオイの仕組みをご説明しましたが、この袋はニオイ成分が外に出てくるスピードをゆるやかにし、たとえニオイ成分が漏れたとしても、一度に漏れる量がごくわずかなのです。すると、嗅覚閾値に達する前にニオイ成分が拡散され、ニオイを感じないというワケです。処理の方法も、使用済みの大人用紙おむつをそのまま袋に入れ、数回ねじったあとにくくってゴミ箱に入れるだけ。ビニール袋特有のシャカシャカという音も出ないため、自宅での処理はもちろん、外出先でも気兼ねなく使用できます。

この「おむつが臭わない袋」は、その効果から台所の生ゴミや汗をかいた衣類など、大人用紙おむつ以外にも活用ができます。また、災害時の非常用トイレとして常備している人も多いとか(ちなみに、新幹線に肉まんを持ち込む際も、この袋に入れておくとまったく臭いません)。普段の生活のなかでの使い道を探すのも、楽しいかもしれませんね。

さいごに

介護生活のなかで欠かすことのできない排泄ケア。 介護をする人、介護を受ける人それぞれの心の負担を軽減し、毎日をラクにしくれる防臭袋をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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