消化吸収力が低下した時にも、胃腸にやさしい蒸し料理

25分

難易度

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材料(2人分)

生姜 *おろし生姜の場合もある ----- 7.5g 干ししいたけ(戻し) ----- 10g
絹ごし豆腐 ----- 1/2丁 (75g) ----- 1個 (50g)
かに風味かまぼこ ----- 1本 7g お出汁【卵液用】 ----- 150ml
塩【卵液用】 ----- 少々 お出汁【あん用】 ----- 100ml
塩【あん用】 ----- 少々 薄口醤油【あん用】 ----- 小さじ1/2杯 (3g)
片栗粉【あん用】 ----- 小さじ1杯 (3g) 水【あん用】 ----- 6ml (約小さじ1杯)

介護食メモ

消化のよい食材の組み合わせで栄養補給を

消化・吸収能力が低下したときは、胃腸に負担をかけないメニューがおすすめです。なかでも茶碗蒸しに豆腐を加えた空也蒸しは、たんぱく質の摂取も増量できます。体調やお好みに合わせて様々な食材をプラスし、バリエーションを増やしてみましょう。

作り方

下ごしらえ:
  • 絹ごし豆腐は、キッチンペーパーに包みザルに入れて水切りをする。(約10分)
  • 干ししいたけを水で戻して1cmのせん切りにする。
  • かに風味かまぼこをほぐして1cmのせん切りにする。

(1)網で濾(こ)して卵液をつくる

溶き卵に出し汁を加えてよく混ぜ合わせ、網で濾して卵液を作ります。*網で濾すことで、余分な卵白を除くことができるため、出来上がりがとても滑らかで食べやすくなります。*「よく混ぜ合わせる」とは、卵黄と卵白が分離しないようになじませる状態をいいます。

(2)絹ごし豆腐、具材、卵液を器に入れる

器に絹ごし豆腐、具材、卵液を入れてラップをかけます。

(3)約12分蒸す

温めた蒸し器に(2)を入れ、蓋をして約12分~15分蒸します。竹串を中央に指して中から透明な澄んだ汁が出れば蒸し上がっています。*蒸し時間は、器の厚さ、深さによっても差がありますので時間は目安としてください。

(4)あんをかけて盛り付ける

鍋で出し汁を温め、塩と薄口醤油で味を調ととのえます。水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、(3)にあんをかけておろし生姜を添えます。

成分

エネルギー

76kcal

塩分相当量

1.3g

糖質

3.2g

鉄分

0.8mg

カルシウム

37mg

タンパク質

6.3g

亜鉛

0.6mg

ビタミンB6

0.08mg

食物繊維

0.6g

炭水化物

3.8g