「レシピってなんだか難しそう…」「専門用語がわからない…」など、
料理経験のない方や調理中に困った方に向けて、レシピのなかに出てくる
用語や調理方法をわかりやすくご紹介します。
調理方法あれこれ
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弱火
炎の高さが1cmくらいが目安。IHクッキングヒーターの場合は、300w~400w程度の火力。(シチューなどの煮込み料理、じっくり味を含ませる煮物など)
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中火
炎の先がちょうど鍋底に届いているくらいが目安。IHクッキングヒーターの場合は、700w~1100w程度の火力。 (肉じゃが、かぼちゃの煮物など)
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強火
最大火力を少し弱めて、鍋の脇から炎がはみ出さないくらいが目安。炎が鍋底に沿って広がっている状態。(中華の炒め物、煮汁をわかす際など)
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とろ火
弱火よりさらに弱く、火が消えないぎりぎりの小さい炎のこと。(汁を保温する、煮豆、おかゆ、汁気の少ない煮物など)
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お湯にくぐらせる(湯通し)
材料にさっと熱湯をかけること。表面を殺菌したり、表面を熱で固めてうま味を閉じこめたり、口当たりをよくするなどの目的で行います。
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油抜き
油で揚げてある食品の表面についている油を取りのぞくこと。手法は、ざるにのせて熱湯を回しかける、サッとゆでるなど。味がしみこみやすくなるだけでなく、ふっくらおいしい仕上がりになります。
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ひと煮立ち
沸騰した状態から、さらに30秒ほど材料を煮ること。その後は火を消すか火力を弱めます。
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卵でとじる
生の卵を割ってお箸等で黄身と白身を混ぜあわせた『溶き卵』を回しかけて(場合によっては蓋をして)熱により固めること。
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少々
「少々」の目安は、人差し指と親指で軽く つまんだくらいの量。小さじ換算で約1/8の量とも言われています。
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ひとつまみ
「ひとつまみ」の目安は、親指・人差し指・中指の3本指でつまむくらいの量。少々よりもやや多めです。
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焼き色をつける
フライパンや焼き網で、材料の表面をこんがりと焼いたり、きつね色に焼いたりすることで、見た目がおいしく見えるようにすること。
調味料あれこれ
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合わせ調味料
醤油1:みりん1:酒1の様に、調味料を先に合わせて使用する場合のものを指します。
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濃い口醤油
醤油1:みりん1:酒1の様に、調味料を先に合わせて使用する場合のものを指します。
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薄口醤油
素材のおいしさと色を生かして、だしの風味を効かせます。素材の味や色を生かし、さっぱりと仕上げたいお料理に最適です。
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とろみ剤
介護食の調理で使われる、安全に飲み込みやすくするための食事補助剤のこと。食べ物や飲み物に加えてまぜるだけで、適度なとろみをつけることができます。
調理器具
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計量カップ
通常の計量カップは200ccで、お米の軽量カップは1合(180cc)です。和食の基本的な軽量単位は1合(180cc)。お米を炊くときやお酒などに使い、180ccはワンカップちょうど1杯分です。
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大さじ
容量15ccの計量スプーン。小さじの「3倍量」だと覚えておくと便利です。
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小さじ
容量約5ccの計量スプーン。3杯分で大さじ1杯分となります。