介護のためのおむつのヒント

間違った大人用紙おむつの使い方①交換が楽なので重ねて引き抜く

●間違った大人用紙おむつの使い方①交換が楽なので重ねて引き抜く
●間違った大人用紙おむつの使い方②テープ止めタイプの上にパンツタイプを重ねる
●間違った大人用紙おむつの使い方③紙おむつを乾かして再利用

交換が楽なので重ねて引き抜く

「パッドを重ねて使用し、引き抜いて交換する」と聞いたことはありますか?想像することができますか?「重ね使い」という使い方と「引き抜く」という行為の両方に問題があるのですが、特に「引き抜き」は無意識のうちに行っている場合があります。

重ね使いは逆効果!


すき間ができてモレが生じたり、外側の立体ギャザーがうまく機能せずにあふれ出したりして、かえってモレがひどくなることが考えられます。重ねても、モレを防ぐことにはならないのです。
さらに重ね使いは、ご本人のゴソゴソ動きを制限してしまい、圧が一ヵ所にかかりやすくなることから褥瘡(床ずれ)の原因にもなり、重ね使いの不快感が安眠の妨害につながります。

引き抜き行為は危険がいっぱい!

また、おむつ内の肌は浸軟(ふやけた状態)した弱い状態です。
そこに「引き抜く」という摩擦が生じると肌には、簡単に表皮剥離(皮膚めくれ)が生じてしまいます。

以上のっことから、「交換が楽なので重ねて引き抜く」はおむつを使用しておられる方の、心と身体に非常に不可のかかる危険な行為です。 おむつを交換する際には、重ねて引き抜かないようにしましょう。

●間違った大人用紙おむつの使い方①交換が楽なので重ねて引き抜く
●間違った大人用紙おむつの使い方②テープ止めタイプの上にパンツタイプを重ねる
●間違った大人用紙おむつの使い方③紙おむつを乾かして再利用