介護のためのおむつのヒント

漏らさないコツ③重ねない

●漏らさないコツ①立体ギャザーを活かす
●漏らさないコツ②足回りサイズを合わせる
●漏らさないコツ③重ねない

おむつを重ねて使用していませんか?

もし、モレの解決策のひとつとして重ねて使用しているなら、残念ながらそれは正解とは言えません。
なぜなら重ねることによるデメリットがたくさんあるからです。

重ね使いのデメリットを一つずつ見ていきましょう。

【すきまができる】

重ねることにより、ずれたり、かえってすき間ができることでモレが発生。

【立体ギャザーが生かせない】

外側のおむつの立体ギャザーがうまく生かせずにあふれ出て、衣類までも濡れてしまう。

【スキントラブルが発生する】

重ね使いは、蒸れやすいおむつの中でふやけた肌にも負担をかけます。圧がかかることによる赤味の発生や、おむつ交換の際の引き抜きによる皮膚のめくれなど、重ね使いが原因のスキントラブルは多く見受けられます。
また重ねたパッドによって、股間部分が押し広げられた状態になり、足を自分の意志で閉じるのが難しくなり、自分の思うままに体を動かすことが難しくなります。
自分の思うままにゴソゴソ動きができないということは、スキントラブルにもつながります。私たちは無意識のうちに、ゴソゴソ動きをしているのです。
また股間部分が押し広げられた状態では、そけい部にすき間が生じモレが発生する原因にもなりかねません。

【不快感が増す】

重ね使いはどのような状態か、想像してみましょう。もし可能であれば、一度体験してみてください。分厚い座布団の上に座っているような感覚です。分厚い座布団がお尻の下に重なった状態でぐっすり眠れるでしょうか?
また、重ね使いは睡眠を阻害する原因にもなります。

【コストアップ】

重ねて使用することで、使用量が増えコストがアップします。

【ゴミの増加】

使用枚数が増えると、ゴミの量が増えます。

*重ねず解決を!*

モレが発生した時、もれる場所を塞ぐということで問題を解決しがちです。
ただその解決方法は、介護されるご本人にも、介護者にも負担がかかります。尿量が多い場合は、おむつの立体ギャザーの中に収まる大きさで、吸収量の多いパッドタイプを活用したり、立体ギャザーをいかす、外側のおむつのサイズ見直しやタイプを変えるなど、重ね使い以外の解決方法がたくさんあります。日々が少しでも快適に過ごせるように、ぜひ情報を活用してください。

●漏らさないコツ①立体ギャザーを活かす
●漏らさないコツ②足回りサイズを合わせる
●漏らさないコツ③重ねない